レンタルサーバーには、法人向けとそうでないものがあります。
違いは、セキュリティやサポート、サーバーの運営体制など。もちろんお値段も異なりますね。
大規模なネットショップの運営や会員登録制サービスでもない限りは、個人用(とはいえ法人として契約可能)のレンタルサーバーでも充分にホームページを運営できます。
こちらの記事では、小規模事業主がWordPressでホームページを作るときにおすすめのレンタルサーバーをご紹介します。
レンタルサーバーを比較するときにチェックするポイント
レンタルサーバーを選ぶ基準は、費用・サポート体制・使いやすさの3つです。
専門知識がなくても、WordPressのインストールから公開までが簡単にできる仕組みが整っている必要があります。
エックスサーバー
一番のオススメは、WordPress Forestでも使用している「エックスサーバー 」です。
おすすめポイントは、使いやすさと人気であること。管理画面がわかりやすく、どこで何ができるか見やすいので、操作性がとても良いです。
また、サーバー稼働率99.9%以上を誇る安定した運営で、たくさんのアクセスにも強いのが特徴。
サポート体制も24時間365日(メールの場合)で、安心感があります。さらに、自動バックアップ機能もついているので、万が一何かの間違いでデータを消してしまっても大丈夫です(ただし、バックアップデータの提供には手数料がかかります)。
2020年3月現在、日本でのシェアがNo.1*!つまり、その分だけエックスサーバーはサーバー運営のノウハウを持っているということです。
プラン | X10 | X20 | X30 |
初期費用(税込) | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
月額(税込) | 990円〜 | 1,980円〜 | 3,960円〜 |
ストレージ容量 | 200GB | 300GB | 400GB |
*hostadvice
表示の月額は36ヶ月契約の場合です。
ロリポップ
続いて、国内第2位*のシェアを誇るロリポップをご紹介します。
ロリポップは、ブロガーやアフィリエイターなど、個人利用に大変人気のレンタルサーバーです。GMOグルーブが運営しており、信頼性も高く、ユーザーフレンドリーな使いやすさが好評とのこと。
また各種操作方法についても、画像付きのマニュアルを備えているのでとても参考になります。
サポート体制についても、電話や24時間対応のメールに加え、チャットの利用が可能になっており、幾分相談しやすい環境が整っていると言えますね。
プラン | ライト | スタンダート | ハイスピード | エンタープライズ |
初期費用(税込) | 1,650円 | 1,650円 | 3,300円 | 3,300円 |
月額(税込) | 275円 | 550円 | 1,100円 | 2,200円 |
ストレージ容量 | 50GB | 120GB | 200GB | 400GB |
ロリポップでは、2020年5月8日までドメインプレゼントキャンペーンを実施中です!10日間の無料お試しをぜひこの機会に。
さくらのレンタルサーバ
お次は国内シェア率第3位のさくらのレンタルサーバーをご紹介します。
さくらのレンタルサーバーは、WordPress Forestの中の人の個人的な感想として、大量アクセスにはあまり向かないサーバーだという印象です。しかし、WordPressでサイトを作る分にはまったく問題ありません。
他のレンタルサーバと大きく異なる点は、簡単にWebフォントが利用できることです。Webフォントは、パソコンにはじめから入っているフォントではなく、ウェブ上にデータがあるものです。
ウェブ上のデータを使用するため、MacやWindows、アンドロイドやiPhoneといったデバイスにかかわらず、どの環境でも同じように表示することが可能です(通常、フォントはデバイスの影響を受けて表示が変わります)。
ホームページで使用するフォントにこだわりがある場合におすすめですね。
また、Twitterで問い合わせができるのも面白いと思います。
プラン | スタンダート | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ |
初期費用(税込) | 1,048円 | 1,048円 | 5,238円 | 5,238円 |
月額(税込) | 437円〜 | 1,310円〜 | 2,183円〜 | 3,929円〜 |
ストレージ容量 | 100GB | 200GB | 300GB | 500GB |
さくらのレンタルサーバは、2週間の無料お試し期間中も電話でのサポートをご利用いただけます。ぜひこの機会に!
表示の月額は年額一括払いを12ヶ月で割ったものです。
ConoHa WING
ConoHaはGMOが運営するホスティングサービスです。法人での導入事例も多く*1、個人のウェブ制作者にも人気で、これからどんどん利用者が増えるのではないかと予想されています。
ConoHa WINGの特徴は、なんといっても表示スピードの速さです。これまで速さに定評のあったエックスサーバーと比べても、2倍以上の速さを叩き出すほど。*2
ホームページの表示速度は、ユーザーの離脱を防ぐために一番大切です。ホームページの改善はまずスピードからと言われるほど。
実は、WordPress Forestも乗り換えを検討中です…。
プラン | ベーシック | スタンダート | プレミアム |
初期費用(税込) | 0円 | 0円 | 0円 |
月額(税込) | 880円〜 | 1,925円〜 | 3,850円〜 |
ストレージ容量 | 250GB | 350GB | 450GB |
そしてConoHa WINGにはなんといっても「お得な情報」が盛りだくさん!
上記の料金は、長期契約割引のWingパックと呼ばれるもので、独自ドメインが永久無料でついてきます!
さらに、Wingパックはお申し込み月がまるまる無料!つまり、月初のお申し込みが断然お得で、最大31日間無料に。
スピード + 独自ドメイン無料 + 初月無料 で大変オススメです!
*1 VPS
*2 サルワカ
表示の月額は36ヶ月契約の場合です。
StarServer
StarServerは格安レンタルサーバーといわれるものの内の1つで、安いけれど高機能揃いのサーバーとして人気を獲得しています。
WordPressのインストールも簡単に行うことができ、とりあえず費用を抑えたい場合にオススメできるサーバーです。
ただし、様々な口コミからサポート体制が良くないとの悪評があります。ある程度の専門知識を持つ人にはちょうど良いかもしれません。
また、格安のライト・スタンダードプラン以外だと、ConoHa WINGやエックスサーバーの方がお得なので、ホームページの規模と相談して決めるのが良いでしょう。
プラン | ライト | スタンダート | プレミアム | ビジネス |
初期費用(税込) | 1,650円 | 1,650円 | 5,500円 | 5,500円 |
月額(税込) | 220円〜 | 440円〜 | 1,100円〜 | 3,300円〜 |
ストレージ容量 | 50GB | 100GB | 150GB | 200GB |
表示の月額は36ヶ月契約の場合です。
さいごに
WordPressを使用して会社のホームページを立ち上げる場合は、このようなレンタルサーバーが必須となります。
今回いろいろと調査してわかったことは、「人気のレンタルサーバーには人気の理由がある」ということですね。
エックスサーバーやロリポップが人気なのには、やはり使いやすさやサポート体制の充実度が関係していると思いました。
そして、これから人気が出るであろうConoHa WINGもまた、ホームページの表示速度と格安という点から大変オススメできます。ぜひご検討を。
事業用ホームページの制作にはWordPress Forestのテーマを使おう▼